保湿クリームについて

保湿クリームは
化粧品メーカーはもちろん、
医療品メーカーからも
多くの商品が発売されている
スキンケアのアイテムです。

肌の状態や使用する人の
ライフスタイルによっても
保湿クリームを選ぶ基準は異なるので、
高価な保湿クリームを買っても
効果が無いという人も多いようです。

保湿の必要性や
自分の肌に必要な成分を知る事が、
保湿クリーム選びには大切なことです。

保湿クリームの肌への役割を知ると
選ぶ視点も変わります。

肌の保湿では、
水分が足りない肌に
水分を付与することで
肌の健康を保つことが目的です。

では、肌の保湿とは
どうして行わなければならないのでしょう。

人体は７割弱が水分で、
体内水分量が43％を割り込むと死亡します。

体内の水分が不足すると
体を作る細胞がバサバサになり、
肌がカサカサになって
肌表面の潤いを奪ってしまうのです。

肌は表面の表皮層や
深い層にある真皮層がありますが、
表皮層が乾燥すると
足りない水気を真皮から奪うので
真皮層も水分を失っていきます。

皮膚の表面を何らかの方法で
乾燥から守らない限りは、
いくら水分を外側から与えても
蒸発して乾燥してしまいます。

逆に保湿成分が肌にしっかりあれば、
いくらまわりの空気が乾燥しても
水分は逃げない状態のままなので、
保湿をすることは
肌にとって大変重要なことなのです。

代表的な肌の保湿成分は、
ヒアルロン酸やセラミドといったものです。

乾燥しにくい肌を維持するためにも、
保湿クリームなどを用いたスキンケアで
セラミドやヒアルロン酸などの有効成分を補充しましょう。

美容液や保湿クリームを
スキンケアに愛用する人は
少なくありません。

保湿クリームと美容液は
どのような使い分けをすると
効果的なのでしょう。

保湿クリームには
医薬品のクリームや
医薬部会品のクリームがあり、
いずれも保湿効果が高く、
皮膚軟化剤や保湿剤が含まれています。

保湿成分だけでなく、
肌に必要な栄養や香料などを
含有しているものが美容液です。

美容液、保湿クリームのどちらでも
問題なく使えるのは、
脂質の分泌が多い肌か
平均的な肌タイプの人です。

肌が乾燥しやすい人や、
肌にできものが多いという人は、
医薬品でもある保湿クリームを選ぶと
肌のケアにもなります。

肌から水分が失われるとかゆくなりがちですが、
うっかりかきすぎて肌に傷がつかないようにしましょう。

成分表示に尿素と書かれている保湿クリームが、
皮膚の乾燥緩和には役に立つでしょう。

保湿クリームには
油分が含まれているので、
気になる人は
オイルフリーのジェル状の保湿クリームが
おすすめですが、
ジェル状の保湿クリームの保湿成分は
蒸発しやすいそうです。

お風呂から出た後や
顔を洗った後に化粧水などで
十分に水分を補充してから、
保湿クリームで肌にフタをして蒸発を防ぎます。

保湿クリームで肌からの水分蒸発を
防止することにより、
化粧水を施して肌に与えた水分が
空気中に出て行ってしまわないようにします。

アルコール成分が
配合されている化粧水もあるようですが、
アルコール分の多すぎる化粧品は
肌の乾燥を助長する危険性があるので要注意です。

肌を乾燥から守り水分量を維持するためにも、
質のいい保湿クリームを付ける前に、
化粧水をたっぷり使って肌のに水分を与えてください。

皮膚の乾燥というと
顔ばかりに注意が向きがちですが、
保湿クリームは
全身の皮膚に対しても使用可能です。

お風呂からあがると、
水蒸気と一緒に肌の水分も
蒸発してしまいます。

肌の乾燥を予防するには、
全身にまだしっとり感が残っているうちに、
肌の潤い成分や皮脂成分が配合された
ボディクリームを使ってください。

保湿のためにボディクリームを使う時には、
わずかな量でも皮膚の上で十分伸びるタイプの
保湿クリームを探すといいでしょう。

肌がしっとりと潤うような、
サラッとした粘度の高すぎない保湿クリームが、
全身には使いやすいようです。

保湿に役立つ栄養成分として
その保湿クリームには何が使われているかなどを
見てから買いましょう。

多くの保湿クリームに含まれている成分としては、
レシチンやセラミドなど
水分を包むように保管する効果のあるものがあります。

エラスチンやコラーゲン、ヒアルロン酸は
わずかな量で大量の水分を保持できるため、
皮膚の保湿には欠かせない存在です。

グリセリンやアミノ酸、尿素、ＰＣＡは
保湿効果が高く、
全身用の保湿クリームにも含まれていると嬉しい成分です。

保湿クリームに配合されている成分は
とても種類が多く、化粧品関係だけでなく、
サプリメントや食品系のものも入っています。

自分の肌に適した保湿クリームを
選ぶことが大切です。

保湿クリームの正しい使い方を習得して、
顔はもちろん全身もしっかりスキンケアしていただきたいものです。

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